気になるむかしの本

毛糸だまのイメージ変革『毛糸だま 2010 No.148 冬特大号』

公開日 2022.09.13 更新日 2023.08.09
ライター=編み物 by 日本ヴォーグ社

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編み物 by 日本ヴォーグ社
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こんにちは。編み物の妖精です。


こちらは編み物マニアから初心者さんまで気になりそうな本をピックアップして独断と偏見で紹介するコーナーです。

今回は…


『毛糸だま 2010 No.148 冬特大号』

2010年刊 198ページ 1,300円(当時販売価格)

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毛糸だまは1977年から続く編み物愛好家のための定期刊行物。その間、時代や編集長が変わるとともにイメージを一新してきました。


書庫には創刊号からのバックナンバーがありますが、表紙を見るだけでもその変遷を知ることができます。

毛糸だまバックナンバー


特に印象に残っているのが2010年の冬特大号。


この号ではより洗練されたファッション性、テーマの切り口に変革を感じました。特集の「新・伝統ニット」ではセルブー・コフタ、ロピ、アーガイル、ボーヒュース、ビンゲ、アランなどを新たな切り口で紹介。

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伝統ニットはいつの時代も人気なコンテンツではありますが、その後のファッションシーンを見据えたかのような魅せ方に、内部の人間ながら震撼したことを鮮明に記憶しています。


さらに幅広いターゲットへ「着たい」「かわいい」「編んでみたい」を届けるきっかけとなった1冊だと確信しています。巻頭は伝統のフェアアイル特集、簡単に編めるまっすぐニット、志田ひとみさんの貴重なインタビューも掲載。


10年以上経ったいまも色褪せない特に印象深い号です。

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編み物 by 日本ヴォーグ社
ライタープロフィール / 編み物 by 日本ヴォーグ社
編み物ネタのみ。編み物が好きすぎる編み物本の編集に関わる人畜無害な編み物の妖精という設定でお願いします。非公式的&妖精目線で編み物の魅力を発信中。編み妄想多め
https://twitter.com/nv_amimono
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