編んでつながるWebマガジン

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コラム

使い慣れると楽しい「編み烏口(カラスグチ)」がある風景

公開日 2022.09.12 / ライター=編み師 203gow

編み師 203gow

今はめっきり使われなくなった

製図やレタリング用特殊道具。

カラスのクチバシに似ている為

カラス口と言われる線を描く道具である。

 

クチバシ(ペン先)に、筆でインクを含ませ

クチバシの開閉にて、線の太細を決め

定規やコンパスを使って線を描く

 

使用時に線の乱れや液漏れが伴いコツがいる

使いなれるととても楽しくなる

均一な線を引けることに喜びを感じる

もっと線を引きたくなる。

なんとなく愛着も湧き、大事にする。

 

編み物道具と同じく

人に愛される道具のひとつである。


画像文・写真/203gow 参考作品(毛糸だま2017年春号より)



編み師 203gow
ライタープロフィール / 編み師 203gow
風変わりな編み物作品 「へんなあみもの」を作り続ける。街中を編み物で埋め尽くす、ゲリラ編み集団「編み奇襲団」立上げる。百貨店ショーウインドウ、ファッション誌背景、美術館やギャラリー展示、ワークショプなども手がける。
http://203gow.ldblog.jp
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