毛糸だま 2017年秋号より
こんにちは。編んでますか?編み目記号が好きすぎて、記号Tシャツを作ったり、アプリを作ったりしてしまった「アミモノ(編集部員)」です。スローガンは「編み目記号は世界を救う!」…ということで、記号の凄さや積年の記号愛を皆さんにお裾分けしつつ、編み図や編集こぼれ話なども紹介していくコーナーです。
そもそも編み目記号は日本の編み物における言語や楽譜のようなもので、昭和30年に日本工業規格によって定められました(通称JIS記号)。1つの記号が1目の編み方を表していて、集合することで模様やデザインを視覚的に伝えられるスグレモノです。もちろん毛糸だまも編み目記号がなければ成り立たないのです。 明治から大正にかけての編み物本を見ると、英文パターンと同様、文章での説明がメインです。戦後の編み物ブームはJIS記号の誕生及び一般化と時を同じくしており、ブームを陰で支えていたのは、この編み目記号といっても過言ではないのかもしれません。
今回はかぎ針編みの記号の「凄さ」にスポットを当てていますが、今後は棒針やマニアックな記号、編み図の見方なども紹介していく予定です。記号への理解が深まれば深まるほど、編み図を見ただけで完成図がイメージできたり、難易度を認識することができます。それも短時間に。少しでも編み目記号に親しみを感じてもらえたら、より編み物が楽しくなるはずですよ。
アミモノのつぶやき
編み目記号の「あたま」と「あし」は校正の重要ポイント。次の目や段との繋がりがわかりにくかったりすると、容赦なく赤字が入ります。ちまちまとパソコンで修正するのは骨の折れる作業なんですよ(涙)
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ライタープロフィール / 編み物 by 日本ヴォーグ社
編み物ネタのみ。編み物が好きすぎる編み物本の編集に関わる人畜無害な編み物の妖精という設定でお願いします。非公式的&妖精目線で編み物の魅力を発信中。編み妄想多め
https://twitter.com/nv_amimono
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