気になる手芸店

作り手にぴったりと寄り添ってくれる「トランテアン」

公開日 2022.11.20 更新日 2023.03.09
ライター=毛糸だま編集部

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毛糸だま編集部
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京都市、阪急嵐山線「上桂駅」からほど近い場所にある「トランテアン」は開業して40年以上、多くの手芸ファンに親しまれているお店です。


リバティプリント好きの間では有名なお店ですが、毛糸やキットなどもかなり充実しています。野呂英作、パピー、ローワン、DMCなどの糸が並ぶ中、極細モヘアのコーン巻きが異彩を放っています。「オリジナルヤーンなんですよ。とっても細くて素材も良いのでおすすめです」と話すのは店長の玉村利恵子さん。元々アパレルメーカーのデザイナー出身とあり、お店にディスプレイされている作品のほとんどは玉村さんのオリジナル。

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「いつも何かを編んでいますね。手を動かすことが好きなんです。ディスプレイ用の作品などは何度もやり直しながら作っていて、棒針を持ったまま寝落ちすることもあるくらいです(笑)。でも、納得できるものができるのは年に2、3着あればいいほうなんです」


店内のテーブルを利用して、予約制で手芸教室も開催しています。ジャンルも様々、編み物、パッチワークキルト、ビーズ、ソーイングなど、お客様が本当に作りたいものにぴったりと寄り添って指導していきます。

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「自分にできることでしたら、何でも受けて、教えています。ちなみにソーイングに関しては、元同業者でアパレル出身の主人が教えているんですよ」と玉村さん。店名の"トランテアン"はフランス語で「31」。ご主人の隆さんが31歳のときに「自分達でできることをしよう」と、この店を始めました。それから40年近く手芸好き同士、お客様と同じ目線で歩んできました。


「かぎ針で編むアクセサリーを作ってみたい」という初心者のママさんから馴染みのお客様まで、似た者同士が吸い寄せられるように集まってきます。


「店の規模が小さすぎず大きすぎずが良いのですかね? これからもお客様にちょうど良い規模でやっていきたいんです」


街の手芸店が減りゆく昨今、変わらないスタイルを守り続けてほしいお店です。

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SHOP DATA

10:00~17:00

水・日・祝定休

※来店はご予約優先です(電話予約)

京都府京都市西京区松尾木ノ曽町51-6

TEL:075-392-8119

https://shop.trenteetun.com/

Instagram:@trenteetun


最新の営業情報は、店舗のSNSやHPなどをご確認ください。

毛糸だま編集部
ライタープロフィール / 毛糸だま編集部
手あみとニードルワークのオンリーワンマガジン「毛糸だま」の編集部。1977年の創刊以来、編み物の魅力をお届けしています。
https://www.tezukuritown.com/nv/c/cktdweb/
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