目次
編み目記号・記号図とは?
模様編みの記号図の見方
編み目記号・記号図とは?
編み目を記号で表したものを「編み目記号」と言い、それをどのように組み合わせて編むかを表したものが「記号図」です。
記号図は表から見た編み目の状態が書かれています。記号図の中の矢印は編み進む方向を表します。
右から左へ進むのが表側から編む段、左から右に進むのが裏側から編む段(緑のマス目)です。
右から左に編む場合は記号図通りに、左から右に編む場合は表目は裏目に、裏目は表目に編むので注意しましょう。
模様編みの記号図の見方
棒針編みの作品の多くはいろいろな編み目を組み合わせた「模様編み」で編まれ、模様編みの情報は記号図にまとめられています。
ここでは模様編みの記号図の見方について確認しましょう。
①右端の縦1列は段数、一番下の横1列は目数を表しています。この部分は編み目記号ではないので編みません。
②編む方向を表しています。
③図中、編み目記号が省略されている場合の凡例。この例では空欄部分は裏目を編みます。
④編み始めの位置が指定されているときは、その位置から編み始めます。
⑤くり返す模様の一つ分です。編み方は、まず模様に入る前の目(身頃は3目、袖は1目)を編み、その後1模様・8目をくり返します。
⑥くり返す模様の一つ分です。編み方は、まず作り目と2段めを編み、その後1模様・6段をくり返します。編み図の段数は作り目から表示しています。
出典
「いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎」 日本ヴォーグ社刊
「新装版 棒針編みの編み目記号」 日本ヴォーグ社刊
各種編み方や編み目記号の編み方はもちろん、困ったときに役立つ情報も盛りだくさん。編み物をするときに手元に置いておくと安心ですよ。