「ねじり増し目」とは?
棒針にかかっている目数を増やすことを「増し目」といい、編み地の端や途中で操作します。増し目にはいくつか方法があり、糸の太さなど条件によって使い分けます。
今回ご紹介する「ねじり増し目」は、編み目と編み目の間の渡り糸(シンカーループ)を引き上げて増やす方法。太くない糸やすべりやすい糸に向いています。ねじり方は左右対称です。
この記事では、「ねじり増し目」の表目のときの編み方をご紹介しています。裏目のときの編み方はこちら。
ねじり増し目 表目のとき
ねじり増し目 表目のときの編み方
① 右端の1目を編み、渡り糸に右針を矢印のように入れます。
② 右針で引き上げたループを左針に移します。
③ 矢印のように右針を入れます。
④ 糸をかけて引き出します。
⑤ 右側のねじり増し目のでき上がりです。
⑥ 左端の1目手前まで編み、渡り糸に右針を矢印のように入れます。
⑦ 右針で引き上げたループを左針に移します。
⑧ 矢印のように右針を入れます。
⑨ 糸をかけて引き出します。
⑩ 左右のねじり増し目のでき上がりです。最後に左端の1目を編みます。
出典「いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎」 日本ヴォーグ社刊
こちらの本には、各種編み方の基本はもちろん、困ったときに役立つ情報も盛りだくさん。編み物をするときに手元に置いておくと安心ですよ。
いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎
ライタープロフィール / 毛糸だま編集部
手あみとニードルワークのオンリーワンマガジン「毛糸だま」の編集部。1977年の創刊以来、編み物の魅力をお届けしています。
https://www.tezukuritown.com/nv/c/cktdweb/
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