目次
編み物の「引き抜きとじ」って何?
段をとじる方法
曲線をとじる方法
編み物の「引き抜きとじ」って何?
編み地の段と段をつなぎ合わせることを「とじ」といい、脇や袖下などに使用します。表側を上にして、編み地の横に渡った糸(シンカーループ)をすくってとじ針を入れ、糸を引きます。
中でも「引き抜きとじ」は、主にに袖つけなどに使います。簡単な方法なので、初心者の方におすすめです。
★とじ針で処理するときの糸は短めに。とじ針で処理をするときは、糸が長すぎると絡まって扱いづらく、何度も目に通すので糸が毛羽立ってしまうこともあります。40~45cm程度を目安にして、足らなくなったら新しい糸を足すことをおすすめします。
★シンカーループについては、こちらの記事でご説明しています。
段をとじる方法
編み地を中表に合わせて、かぎ針で引き抜きながらとじます。
曲線をとじる方法
編み地を中表に合わせて(ところどころをまち針などで止めるとよい)かぎ針で引き抜きながらとじます。
出典 「いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎」 日本ヴォーグ社刊
こちらの本には、そのほかのとじ方や各種編み方の基本はもちろん、困ったときに役立つ情報も盛りだくさん。編み物をするときに手元に置いておくと安心ですよ。