ゲージの取り方
本に書かれている糸と針で編めば、サイズ通りに仕上がるという人ばかりではありません。
すぐにでも編み始めたい気持ちはよくわかりますが「ゲージを取る」という作業は最も重要な作業。
せっかく時間をかけて編むのですから15cm 平方の編み地くらいは頑張って準備しましょう。
編み地の裏側から軽くスチームアイロンをかけます。編み地に蒸気を含ませ、安定させるのが目的なので、押しつけてはダメですよ。
表に返したら目が真っ直ぐになるように指で整えます。定規を置いて10cm に何目、何段あるかを数えます。ぴったり数えられない場合は0.5 目単位で調整します。
2 種類以上の模様がある場合は一緒にゲージを編んで段数ゲージを揃えます。模様の部分は1 模様が何cm で何目なのかを計ります。
point1
「15cm ってどれくらいの目数で編み始めたらいいの?」という人は使用糸のラベルに書かれている目数ゲージを1.6 倍した数字で編み始めると、おおよそ15cm になります。
point2
ゲージ通りに編んだのに予定のサイズにならない場合がありますが、きっちりピンを打ってアイロンをかければ少しくらいのズレは大丈夫!
こんな人は?
「ゲージの数字よりも少なかった人」→針を細くして編み直す
「ゲージの数字よりも多かった人」→針を太くして編み直す
「ゲージのバランスが合わなかった人(目数か段数は合うけどもう一方が合わない場合)」→目数を優先して調整。自分の段数を割り出す。
毛糸だま 2016年秋号より

ライタープロフィール / 毛糸だま編集部
手あみとニードルワークのオンリーワンマガジン「毛糸だま」の編集部。1977年の創刊以来、編み物の魅力をお届けしています。
https://www.tezukuritown.com/nv/c/cktdweb/
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