棒針からはずした目がほどけないようにすることを「目を止める」といいます。
ここでは、両端とも表目が2目のときの「2目ゴム編み止め(往復編みの場合)」のやり方をご紹介します。
「2目ゴム編み止め(輪編みの場合)」はこちら。
2目ゴム編み止め(輪編みの場合) - きほんの編み方【棒針編み】 |amimono
右端が表目3目・左端が表目2めのとき、右端が表目2目・左端が表目3目のときの「2目ゴム編み止め(往復の場合)」のやり方や、1目ゴム編み止め、巻き止め、しぼり止めの方法は「いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎」に掲載しています。
目次
ゴム編み止めについて
2目ゴム編み止めのポイント
編み始め側
編み終わり側
ゴム編み止めについて
ゴム編みの目の流れに沿った止め方で伸縮性があり、きれいな仕上がりになります。とじ針は表目どうし、裏目どうしに入れます。止める糸は編み地の幅の約2.5~3倍必要ですが、長すぎると扱いにくいので40cm程度用意し、途中で足す方がよいでしょう。糸を強く引きすぎないように気を付けます。
2目ゴム編み止めのポイント
① 1目の中には必ず2回とじ針を入れます。
② 表目どうし、裏目どうしに針を入れていきますが、隣り合った目のときと離れた目のときがありますので注意しましょう。規則的なので慣れればスムーズにできるようになります。
編み始め側
編み終わり側
出典
「いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎」 日本ヴォーグ社刊
各種編み方や編み目記号の編み方はもちろん、困ったときに役立つ情報も盛りだくさん。編み物をするときに手元に置いておくと安心ですよ。