Keitoの糸話

【Keitoの糸話】brooklyn w

公開日 2023.07.26 ライター=Keito店長

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Keitoで2023年から新しく取り扱いを始める「brooklyn w」。ブルックリン・ダブリューと読みます。

製造元は独特なかわいい糸を取り扱っているitoitoさん。

画像17brooklyn w


品質 ウール75%、モヘヤ25%

長さ/重さ 約195m/50g

太さ 中細

推奨針 棒針4号〜6号

※US 3 (3.25mm)〜US 6 (4.00mm)相当

原産国 台湾


brooklyn wはリサイクルウールとリサイクルモヘヤを含んだサスティナブルな糸です。触った感じはメリノウールのような「柔らか&すべすべ」というより、少し「カサッと」するタイプ。Keitoで取り扱っている糸だとJamieson’sが手触り・太さともに一番近いです。


1玉で約195mあるので、シンプルなデザインのセーター(女性Mサイズ)であれば大体5〜6玉で編めるのもリーズナブル(デザインによって変わります)。


編みあがりは空気を含んだふんわり軽い編み地になります。糸に少し油分が残っているので、編んでいても手の乾燥が気になりませんでした(個人差はあります)。


仕上げはスチームだけでも大丈夫ですが、油分のことや風合いのことを考えると水通しをする方がおすすめ。その水通しも、洗っているときのこすり具合によってだいぶ風合いが変わります。それを試してみたのがこちら。

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画像184枚まとめて。左から「スチームのみ」「かるく」「しっかり」「がっつり」


いかがでしょう?

こうして並べてみると、スチームのみ→かるく→しっかり→がっつりと、こする強さを変えていくにつれてもふもふになっているのがわかると思います。ちなみに「かるく」は通常のやさしく押し洗いする手加減、「がっつり」は腕が疲れるくらい力を入れて5分間こすり続ける手加減、「しっかり」はそれらの中間くらいの手加減です。


実際に使って着慣れていく過程を考えると「かるく」、もしくは「しっかり」くらいに留めておくのがよさそうです。水通しによってだいぶ風合いがよくなりますが、人によっては素肌に当たるとちくちくするので、その場合はアウターとしてお使いくださいね。


Keitoで取り扱うbrooklyn wのカラーバリエーションはこちらの5色。

すべて棒針5号を使用、内側のメリヤス編み部分は23目(10.5cm)・30段(9.5cm)です。


色番:22 黄茶

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色番:23 グレー

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画像92本取り
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色番:24 水色

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色番:25 茶色

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色番:28 赤紫

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また、これらの糸を使ったレシピ「ふつうのセーター」も5タイプ用意してあります。シンプルで編みやすい&着やすいをテーマにデザインしたセーターですので、ぜひセットで楽しんでくださいね。


◆「ふつうのセーター」紹介記事◆

https://amimono.me/article/detail.html?id=339

◆「brooklyn w」オンラインショップのページ◆

https://online.keito-shop.com/view/category/brooklynw

◆Keitoノート【糸話 003】brooklyn w◆

https://www.keito-shop.com/note/16298/

Keito店長
ライタープロフィール / Keito店長
Keitoは糸の専門店。 世界の工房から届いたユニークな糸を揃えています。2023年からオンラインショップとワークショップをメインに運営しています。
https://online.keito-shop.com/
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