糸の替え方
編んでいると必ず出てくる糸玉の終わり。とじ、はぎがある作品はなるべく端で糸を替えます。
突然現れる結び目も端まで戻って糸替えをします。編み地の途中では、できるだけ糸替えをしないようにしましょう。
でも「わ」で編むときや端をそのまま使用するときなどは、編み地の途中で糸替えをしないといけないので、糸始末に必要な長さを残して編みきったら、次の糸玉から糸を出して続きを編みます。2 本の糸端は軽く結んでおくと安心です。
糸始末の方法
結び目をほどき、左右の糸端を交差して目を割りながらすくいます。
針を引き出し、今すくった部分をもう一度反対側からすくって糸始末します。右側の糸端は左側の目をすくいます。
凹凸が出来る模様は、裏から見たときに盛り上がっている部分をすくえば簡単です。憎い結び目に遭遇しても模様の境目までもどれば大丈夫。
逆に透かし模様は少々気を使いますが、基本はメリヤス編みと同様に目を割りながら糸をすくって糸始末をします。
毛糸だま2016年秋号より