今さら聞けない⁉ 編み物テクニック

ピン打ちアイロン

公開日 2024.01.01 更新日 2024.04.06
ライター=毛糸だま編集部

学び
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毛糸だま編集部
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パーツが編み終わったらピン打ちアイロン

後ろ、前、袖など各パーツが編み終わった段階でスチームアイロンをかけます。

多少サイズ通りにあがっていなくても、製図通りにピンで止めてスチームをかけることでかなりの調整が可能です。


ここでの作業は仕上がりにもっとも大きく作用するので、必ずマスターしてほしいポイントです。


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編み終わった状態。当然端はくるくるしているので、このままではとじ、はぎや縁編みを拾うのもやりにくい。


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編み地を裏に返し、角→ピンとピンの中心→さらにその中心とびっしり刺します。まっすぐの部分はフォークピンを使うと便利です。


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ゲージの時と同様にスチームアイロンは編み地を安定させるのが目的なので浮かしてかけます。


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編み地に対して水平垂直に動かし、端までたっぷり蒸気を含ませ、そのまましばらく置いておきます。


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蒸気が冷めたらピンをはずします。大きさ、型が安定しました。


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表に返してもう一度蒸気を含ませ、指でやさしくなでながら目を整えます。これで編み目が安定しました。


point

家庭用のスチームアイロンを使用する場合は使用糸のラベルを見て温度調節をしてください。濡れたタオルをかた~く絞った当て布もお忘れなく!



毛糸だま2016年秋号より


毛糸だま編集部
ライタープロフィール / 毛糸だま編集部
手あみとニードルワークのオンリーワンマガジン「毛糸だま」の編集部。1977年の創刊以来、編み物の魅力をお届けしています。
https://www.tezukuritown.com/nv/c/cktdweb/
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