学生達は夢を編む

ワークショップをしよう!

公開日 2024.05.23 ライター=御田昭子

学び
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御田昭子
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文化服装学院では毎年、夏にファッションフェスティバル・サマーセミナーを開催しておりショーや展示、学生のフリーマーケットなど盛りだくさん。


サマーセミナーでは学内の施設を利用して文化で学べる事を体験、もの作りの楽しさを実感できます。こちらのセミナーでは在校生がサポートするので、実際の学校生活なども聞くことができます。

詳しくは文化服装学院イベント情報をご覧ください。


ニットデザイン科も4月の学校説明会ではタッセル・チャーム作りのワークショップを実施しました。教えるのはもちろんニットデザイン科の学生です!

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自分が編めるようになったら、ニットの楽しさを誰かに伝えたくなりますね。中には教えることの楽しさに目覚めた学生も。


今回は自主的にワークショップを行っている学生を紹介します。3月に千葉県稲毛区の公民館で行ったワークショップのレポートです。


「初めての親子編み物体験 指編みでアクセサリーを作ろう

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ニットデザイン科の学生4名が講師となって、5才から小学3年生の8人の子どもと保護者の方にゆび編みでアクセサリー作りを体験してもらいました。参加した学生は4名。普段はそれぞれが個性あふれる作品を制作しています。ぜひインスタも覗いてみてください。


菅野千尋 @12mintad03

森愛葉 @hello.moriaiha_knitwork

森悠里花 @yurick.amo

リュウヤン @o.o.0.yan.o.0.o


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事前にみんなで手分けして、チャームを編んだそう。課題や作品で使用した毛糸の余りを活用しています。


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学生たちの感想は…


「ちゃんと講師を務めるのは初めてだったので少し緊張しました。皆さんがとても楽しそうに取り組んでいたので安心しました。基本的な編み方の決まりはありますが、それをどう組み合わせるかは自分次第。子供たちがチャレンジしていく姿を見ることで、私も楽しむことができました」


「今回初めて教えましたが、メンバーと事前に準備をしていたので、本番もしっかりと進めることができました。子どもたちに人気の毛糸はもこもこした糸やグラデーションの糸だとわかりました。子供たちの集中力、吸収力、独創性、見ていて本当に楽しかったです。また講師をしたいです。」


「上手に教えることができるか心配でしたが、編み物を楽しんでいたようだったので嬉しかった。苦労していた子が、最後は上手に編めていたので教える自分もやりがいを感じましした。失敗してしまった子もいたようです。完成までつきっきりで教えてあげれば良かった、と反省も」


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参加した保護者の方から「子どもにもとても優しく接してくださり、うちの子もまた行きたいねと言っています」と感想もいただきました。


自分で編んで作ることも楽しいけど、教えることで編む楽しさを共有したい。編むひとを増やしたい。一緒に楽しみたい!この気持ち、読者の皆さんもきっと共感してもらえるのではないでしょうか。


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そして小さな時から毛糸に触れる機会を増えていけたら、将来、編むことに興味を持ってくれることを願うばかりです。もの作りの楽しさや作り上げた達成感を伝えていきたいです。


普段、学生達にニットを教えている私にとっても嬉しい報告でした。皆さんお疲れ様でした。


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教えることで得る達成感と編み上げることで得られる達成感、ニットではたくさんの達成感が得られるように感じます。みなさんはいかがでしょうか?



文化服装学院

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Instagram:@bunka_fc

御田昭子
ライタープロフィール / 御田昭子
文化服装学院 ニットデザイン科専任講師。文化服装学院ファッション工科専門課程ニットデザイン科。編物科・ニッティング科・産業ニットデザイン科と時代とともに名称を変え、ニット業界を支える人材を長年輩出しています。そのニットデザイン科学生達の奮闘を講師目線でお届けします。
https://www.bunka-fc.ac.jp
御田昭子
ライタープロフィール / 御田昭子
文化服装学院 ニットデザイン科専任講師。文化服装学院ファッション工科専門課程ニットデザイン科。編物科・ニッティング科・産業ニットデザイン科と時代とともに名称を変え、ニット業界を支える人材を長年輩出しています。そのニットデザイン科学生達の奮闘を講師目線でお届けします。
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