ニットと修理のエトセトラ

バッサリ切って、気分上げていきましょう!

公開日 2024.07.03 ライター=修理技術者メグヲ

コラム
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修理技術者メグヲ
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フィットニット・修理技術者のメグヲです。ニット修理を生業にしています。


梅雨のジメジメから夏の暑さを感じる今日この頃ですね。不快指数なんてものに負けず過ごしたいものです。


さて、今回は長くてちょっと着られない…。そんなニットを修理します。


この季節に着てお出かけしたいレースのワンピース。胸元もとても華やかでコーディネート次第で様々なおしゃれが楽しめそうですが…。


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気になるのが丈の長さ。写真はボディの高さを支柱ギリギリまであげて撮影しています。(大体180から185センチくらいの身長になります)平均身長の女性が着るにしても厚底を履かないと着こなせません…。


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長い…。素敵なデザインだけど長い…。そこで、こんな具合に裾を思い切ってカットします。模様の形に裾を切り取り、編み直しています。


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次はジャケット。袖、着丈ともに長いため丈を詰めます。


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フリルのついた部分を1柄分カットをして丈を詰めます。白いニットは丈詰め後の痕跡がどうしても出てきがちのですが、フリンジの下に隠れるようにすれば目立ちません。


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糸が綿や麻のように少し硬めの糸になるため、目落ちに気をつけた作業を進めます。


完成がこちら。


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模様が1つ減るだけで印象が変わりますね。詰めた丈に合わせて前立て部分もカットし、つけ直しています。


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全体的にスッキリした印象のジャケットに変わりました。


今回紹介した2点のニットはどちらもこれからの季節に着るニットになります。夏物修理はもう間に合わない?とお悩みの方、まだ大丈夫です。ぜひとも一度ご相談ください。


また、ただいまInstagramにてクーポン配布中。フォロー&キーワードを伝えるだけで10%オフのチャンスとなっています。


ぜひご活用くださいね。


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株式会社フィットニット

http://www.fit-knit.com

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修理技術者メグヲ
ライタープロフィール / 修理技術者メグヲ
㈱フィットニットの修理技術者。東京・高田馬場にあるフィットニットでは、卓越した技術を持つ修理技術者によるニットの修理・補修のほかリメイクなどを専門に受け付けている。元通りになるのは当たり前。着心地を損なうことなく修復することをポリシーとしている。
http://www.fit-knit.com
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