暮らしやデザインをテーマに展覧会やイベントを開催している世田谷文化生活情報センター 生活工房では、2023年10月に開催予定の「家庭用編み機」に関する展覧会に先駆けて、編み機にまつわるエピソードや写真を募集中です。
家庭用編み機とは?
1950年代後半から60年代にかけて流行した、ハンドル(キャリッジ)を左右に動かして編む機械のこと。
最盛期には年間100万台が製造され、ミシンと同じように家庭に普及しており、ニット製品を量産する仕事道具としても使われていました。
日本最初の編み機は、1923年に萩原まさが考案した「萩原式軽便文化手編器」。家庭用編み機が日本で考案されてはや100年、家庭用編み機を中心に「暮らし」と「編むこと」の関わりを考え、その歩みを紐解きます。
編み機にまつわるエピソードや写真を募集中
展示会では、プロダクトとしての編み機の変遷や、編み機を使用しているニッターの作品、雑誌などに加え、今回募集中の編み機にまつわる思い出やエピソードが展示されます。
「ジャーッ、ジャーッという音を今でも想い出します」
「当時、母がつくったセーターを着ていました」
「上北沢の編み物教室に通っていました」
日常のなかで家庭用編み機がどのように使われていたのか。集められたエピソードはその「声」として展示されるそうで、エピソードのほかにも実際に編んだニットの写真や、着用している写真も募集中とのこと。
ご応募くださった方には、2023年9月頃に展覧会のご案内が送付されます。
募集概要
あみきをほどく 家庭用編み機の展覧会(仮題)
編み機にまつわる思い出と写真を募集します。
【募集内容】
編み機にまつわる思い出やエピソード(~200字位まで)
たとえば…
・だれが、いつ、なにを編みましたか?
・編み機を教わったのは、いつ、どこで、だれからでしたか?
・そのニットはお気に入りでしたか?いつ着ていましたか?
・編み機はまだ持っていますか?いつ処分しましたか?
・もしかして、まだ使っていますか?
編み物等の写真
・編み機を使ったものに限ります
・昔の写真(着用している姿、編物教室での写真など)も歓迎です
・紙焼きの写真はスキャンまたはスマートフォン等で撮影してご送信ください
・エピソードのみのご応募でも構いません
【応募締切】
2023年8月15日(火)
【応募方法】
下記、Googleフォームよりご応募ください。
【注意事項】
・原稿は、誤字の修正や口調を揃えるための校正、また一部を抜粋して紹介する場合があります
・写真について、応募者がニットの所有者や着用者ではない場合、ご本人に承諾を得たものとして会場で展示します。ご確認の上、ご応募ください
・応募者多数の場合など、ご紹介が叶わないことがあります。予めご了承ください
・展覧会広報を目的に、当館および各メディア媒体(新聞、テレビ、情報誌、ウェブサイト等)が会場内の展示風景を撮影し、当館広報物および各メディア媒体に掲載する場合があります
・展覧会広報を目的に、ご提供いただいた写真を当館広報物および各メディア媒体に掲載する場合があります
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https://forms.gle/8jXoRUrUvQwkdyWH7
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