4期生募集
現役ニット作家であり、「新進クラフト作家の誌上ギャラリー」がコンセプトのミニコミ誌「ハオ」の編集長でもある松村忍さんによる、作家を目指す人のための教室「sessa(セッサ)」の第4期が、2025年4月に開講します。
4月の開講に合わせ、現在sessaでは第4期生3名を募集中です。
sessaはオリジナルデザインを作る創造力と、それを仕事につなげるビジネススキルの両方を学べる教室。20〜40代の女性を対象に、10年後の手芸業界を担う作家の育成を目的としています。
講師である松村さんは、大手企業で販促・マーケティングに携わり、手芸業界で20年以上活動してきた現役のニット作家です。
現在は手芸雑誌、書籍への作品掲載、手芸メーカーへのデザイン提供、子ども手芸教室など、オリジナルのものづくりの応援と手作りの価値向上のためさまざまな活動を展開しています。
「作る」だけでも「売る」だけでもダメ
松村さんはミニコミ誌・ハオの編集長としての活動を20年以上続ける中で、
「ハンドメイド通販サイトやイベントなどで、思うように売れない」
「編み物講師の資格は取ったが、オリジナル作品が作れない、どのように仕事につなげれば良いかわからない」
など、手芸雑誌『ハオ』の発行を20 年以上続ける中で、多くの作り手の悩みに出会ってきました。
自分の内面の表現である「作ること」と、市場をマーケティングする「売ること」は、考え方が真逆。もの作りをする人の悩みの原因の多くは、それらを混同していることにあります。
市場調査した「売る」ための作品なら、時間のかかるハンドメイドは量産品にかないません。流行に自分を合わせるもの作りに、やりがいを見出し続けるのも難しいのではないでしょうか。
もの作りの世界で長く活動するためには「オリジナル作品を生み出すクリエイティブ力」と、それを「仕事につなげるスキル」の両方をバランス良く持ち合わせることが大切だと松村さんは考えます。
「作る」と「売る」の両方を学べる!
「 sessa(セッサ)」では、月 2 回のレクチャーを通し、オリジナル作品づくりの発想法と、企画立案、マーケティング、宣伝、コピーライティング、フォトスタイリングの基礎など、もの作りを仕事にするために必要なスキルの両方を学ぶことができます。
確実に実績が積める!
「 sessa(セッサ)」は、講師が編集長をつとめる手芸雑誌『ハオ』への参加が必須条件です。
クリエイティブ力を伸ばすには、実際に手を動かし、作品を作り上げる経験が欠かせません。『ハオ』誌上での作品発表を通し、オリジナル作品の作り方を実践的に学べます。
オリジナル作りが未経験でも、講師が「sessa」のクラス内で直接伴走しながら制作を進めますので安心です。
『ハオ』は年1 回10 月発行。冊子の発行に合わせて、確実に作品を仕上げて発表しますので、お勤めや子育て中で、なかなかもの作りを実行に移せない方にも、良いペースメーカーとして取り組んでいただけます。
また、一般のハオ参加作家と共に、吉祥寺のギャラリーでのグループ展(12 月)への出展、作品販売の経験も積むことができます。
今だけ!
「sessa(セッサ)」4 期生は限定3 名。4 月入会のみの募集です。上場企業で販促・マーケティングに携わり、手芸業界で20 年以上活動してきた講師が、一人ひとりに向き合い、生徒同士がお互いにsessa(切磋)琢磨しながら成長していけるクラスを目指します。宿題あり。やる気のある方だけの募集です。ぜひ、この機会にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
sessa Instagram:@sessa_knitdesign_bizskills
松村さんInstagram:@shinobumatsumura
ハオInstagram:@hao_since1999
募集要項
【受講資格】
・20〜40代の女性の方
・ミニコミ誌『ハオ』vol.33(2025年10月発行)へ参加意思のある方
・将来的に手芸業界で作家として活動したいとお考えの方
※ミニコミ誌『ハオ』の詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
※講師は編み物が専門なので、編み物を題材にしたレクチャーになりますが、ものづくり全般についての教室なので、織り、フェルト、パッチワークなどジャンルは問いません。
【会場】
松村忍 自宅アトリエ
東京都調布市。京王線国領駅徒歩3分、小田急バス南国領より徒歩1分。
※五感を磨く教室のため、オンラインレッスンはありません。
【日程】
2025年4月〜3月(全22回)
月2回:原則 第2・4土曜日10:00〜12:00
※展示会準備のため、10・11月は月1回
【講習料】
1レッスン 5,500円(税込)
※4〜7月:44,000円、8〜12月:44,000円、1月〜3月:33,000円を前月末までに振り込み。別途「ハオ」掲載料16,000円(税込)、ハオ展参加実費(約3,500円)が必要です。
【応募締切】
2025年3月末
※4月入会のみの募集です。年度途中での入会はできません。
【お申し込み・お問い合わせ】
講座お申し込みの方は、住所、電話番号、生年月日、手芸歴を明記願います。
講師プロフィール
松村 忍
デザイナー・クラフト作家。ミニコミ誌『ハオ』代表。
手芸雑誌、書籍への作品掲載、手芸メーカーへのデザイン提供、子ども手芸教室など、オリジナルのもの作りの応援と手作りの価値向上のためさまざまな活動を展開。
監修本に『新版 棒針編み困ったときに開く本』『新版 かぎ針編み困ったときに開く本』『かぎ針編みの教科書ビギナーズ』(新星出版社)。『子どものハンドメイドレッスンBOOK』(朝日新聞出版)。
Instagram:@shinobumatsumura
子ども手芸教室(教室ブログ):https://kidscraft-m.blog.ss-blog.jp
YouTube チャンネル:デザイナー・クラフト作家 松村 忍
<講師経歴>
1971年生まれ。富山県出身。夫と長男(2004年生まれ)と共に東京都調布市在住。
1994年〜 ニットデザイナーきゆなはれるの夢民舎にて、ものづくりを学ぶ。
1993年〜1999年 (株)ベネッセコーポレーションにて、『進研ゼミ小学講座』のダイレクトメール営業。妊娠・育児雑誌『たまごクラブ』『ひよこクラブ』のセールスプロモーション、TVCM、広報宣伝を担当。
1999年〜2002年 デザイン事務所(有)馬見塚意匠室にて、雑誌の誌面デザイン等に携わる。
1999年〜 夢民舎の仲間とミニコミ誌『ハオ』の発行をスタート。
2002年〜 フリーのエディトリアルデザイナーとして独立。並行して、手芸出版社、雑貨店に営業し、デザイン提供、委託販売など、手芸作家としても活動を始める。
2012年〜 自宅にて小学生対象の「子ども手芸教室」をスタート。
『ハオ』参加作家の活動プロデュースにも積極的に取り組んでいます。
・『スタイリスト佐藤かなのいちばん使えるニット』(主婦と生活社 2015年)※全作品の編み図デザインと作品制作
・『家族みんなのあったかニット』( 成美堂出版 2016年)
・京都のファンシーヤーンメーカー『モンドフィル』とのコラボキット開発(2019年〜)など