きほんの編み方【棒針編み】

編み物の「目と段のはぎ」とは?袖つけや衿つけなど

公開日 2023.02.27 更新日 2023.06.30
ライター=毛糸だま編集部

きほんの編み方
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毛糸だま編集部
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目次

「目と段のはぎ」とは?

目と目をつなぎ合わせる「はぎ」。片方が目、もう片方が段をつなぎ合わせるときも「はぎ」といい、袖つけや衿つけなどさまざまな用途があります。


はぎ方には「(裏)メリヤスはぎ」「ガーターはぎ」「巻きはぎ(かがりはぎ)」「引き抜きはぎ」などがあり、「いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎」に詳しく載っています。かぶせはぎはamimonoにも掲載していますよ。


はいだ糸は見えなくなるまで引きます。※写真は分かりやすいようにはぎ糸を引いてありません。


メリヤス編みのとき

画像1仕上がりイメージ
画像2①段を1段すくい、手前の目は2目にとじ針を入れます。

画像3②段の方が多いときには、ところどころ一度に2段すくって調整します。
画像4③目と段に交互に針を入れます。はいだ糸は引いて見えないようにします。


裏メリヤス編みのとき

画像5仕上がりイメージ
画像6①目は裏メリヤスはぎと同じように、裏側から入れて裏側に出します。段は1目内側の横糸を1段すくい、

画像7②目は裏側から入れて裏側に出します。段のほうが多いときには、ところどころ一度に2段すくって調整します。
画像8③段と目を交互にすくってはぎ合わせます。はいだ糸は引いて見えないようにします。


伏せ止めをした目とはぎ合わせるとき

画像9仕上がりイメージ
画像10①伏せ止めをしたほうを手前にし、段の作り目と手前の目に図のように針を入れます。段は渡り糸をすくいます。

画像11②段のほうが多いときには、ところどころ一度に2段すくって調整します。
画像12③目と段に交互に針を入れます。はいだ糸は引いて見えないようにします。


参考図書 「いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎」 日本ヴォーグ社刊

こちらの本には、そのほかのはぎ方や各種編み方の基本はもちろん、困ったときに役立つ情報も盛りだくさん。編み物をするときに手元に置いておくと安心ですよ。

画像13いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎

毛糸だま編集部
ライタープロフィール / 毛糸だま編集部
手あみとニードルワークのオンリーワンマガジン「毛糸だま」の編集部。1977年の創刊以来、編み物の魅力をお届けしています。
https://www.tezukuritown.com/nv/c/cktdweb/
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