棒針編みの縁編みでよく見かけるゴム編みですが、きれいに編むのは意外と大変。
目が不揃いになってしまい、別の模様のようになってしまったことはありませんか?
今回はきれいに編むコツと不揃いになってしまった場合の修正法をご紹介します。
【その2】はこちら
目がガタガタにならないように編んでみよう!
目が揃わない理由は大きく分けて、編み方と糸の性質の2つがあります。編み方は理由がわかれば対処法もわかるのでお悩みの方はちょっと気をつけて編んでみましょう。
ちなみにこのポイントはメリヤス編みなど、他の模様にも当てはまります。不揃いになりやすい糸に当てはまる場合は、編み方に気をつけるだけでは解消しきれないので【その2】も参照してみてくださいね。
針に糸をかけるとき、右針をグリグリと大きく動かしてしまうと、針を入れた目が右方向に引っ張られてしまいます。
そのため、表を見て編んだ段は右方向、裏を見て編んだ段は左方向に目が歪みます。
そこで、左右の棒針が直角になるように針を入れ、右の針をできるだけグリグリ動かさないように心がけて引き出します。
編み方に気をつけてゴム編みを練習中。でも、調子に乗りすぎると…
表目と裏目の引き加減に差が出てしまい、目の大きさが不揃いになってしまいました。
表目も裏目も同じ力加減で引き出せるようにメリヤス編みで練習しましょう。裏側にスジが出なくなれば大丈夫!
目が揃いにくい糸について
毛糸だま2018年秋号より