課外活動といえば部活動やクラブ活動を思い浮かべるひとも多いのではないでしょうか。
文化服装学院には伝統ある学友会があり、クラブ活動もあります。運動系、文化系さまざまなクラブがあり、日々活動しています。
今回は文化服装学院の様々な学科の有志学生らによるクリエイティブチーム「ramb(ラム)」について。
コンセプトは「かわいいものを守り育てる」
制作をはじめスタイリングやプロモーション、ショー演出、販売までを一貫して行なっていて、ニットデザイン科の学生が現在4名在籍中。技法や素材のよってさまざまに表現できるニットは「かわいい」と相性がよいようです。
2024年3月に原宿での展示会にお邪魔しましたが、会場中が「かわいいもの」で溢れていました。自由に撮影ができ、作品販売などそれぞれが楽しんで参加しているのが伝わりました。
そのrambに参加している学生達の作品を紹介します。
ポスターなどのデザインも学生が手掛けています。手掛けているのはニットデザイン科3年生の攝待あいみさん。みんなで撮影した写真をコンセプトに合わせ、素敵に加工しています。
笹目 歩美(ニットデザイン科2年)
ブランド:ayumi sasame
Instagram:lovepeaceknit
「rambメンバーのごちゃ混ぜスタイリングで、来てくれた方々がめちゃくちゃ可愛くなっていたのが印象的でした」とのこと。ものを作り込むだけではなく、完成したあとも楽しんでいるのが想像できますね。
笹目さんにとってrambとは?
「団体だからこそ作れる可愛いが形になる場所。自発的に何かをするのが得意ではないのですが、巻き込んでもらって、自分だけでは見られないような世界を経験させてくれる場所です。所属クリエイターの方々も尊敬できる方達ばかりで、素敵な人たちと関われる所もありがたいです」
多賀 心音(ニットデザイン科3年)
ブランド:cocoruca.
Instagram:koko.ta_ 0.cocoruca
身につけているあなたと、cocoruca.だけが知っている。小さなこだわりが詰まった宝物。 物語の中で見つけたような、旅の途中で出会ったような、そんな雑貨を集めたブランド。
「私にとってrambは、こんなことやりたいなが叶えられる素敵な居場所。 服作りに留まらず、ファッションショーや展示、作品撮りなど1人の力では叶えることが難しいことを皆で取り組めます。 限られた時間でやりたいこと叶えるには、とにかく手を動かして形にしていかなくてはならないので、以前より思い切った作品作りができるようになりました!」
森 愛葉(ニットデザイン科3年)
ブランド:apartmentstory201
Instagram:apartmentstory201
実際にディレクション、スタイリングまで行ったrambデザイナーの衣装を使った作品撮りです。
【did you eat watermelon this summer?】
この作品撮りは夏の爽やかでカラフルなrambをイメージしてディレクションしました。
【dream come true】
今流行っている「夢可愛い」をrambでも作ってみました。 ラムかわいいという単語をよく使っているのですがこの作品撮りはラムかわいいと思います。
「rambは自分の創作意欲を発散できるひとつの手段であり、同じマインドの仲間たちと物作りをできる大切な居場所。人数が集まればできることの幅が広がる!それを実感しました。参加して企画とデザイナーを担当し、自分ができることの幅が広くなりました。rambデザイナーの衣装のリースが増え、1年間たくさんSNS発信を続けていてよかったです」
学生の頃から時間の大切さを知り、集団の中で自分の役割を見つけながら、作りたいものを発信していく。学校の課題制作だけでは学べない何かを手に入れることができそうです。所属するのは学生時代の限られた期間。その時間を存分に楽しんでほしいものです。様々な人とのつながりができるのも学生数の多い文化服装学院ならでは。今後のイベントが楽しみです。
2023年秋、rambは新宿タカシマヤでショーを行いました。その時の運営代表を務めたインダストリアルマーチャンダイジング科学生の活動の日々を追ったYouTubeも合わせてぜひご覧くださいね。
文化服装学院
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