貴重なベツレヘムパールフェア
パレスチナ暫定自治区にあるベツレヘムでは、何世紀にもわたって父から息子へと受けつがれてきた手工芸品があります。
それは、フランシスコ会の修道士によってもちこまれた貝細工の技術です。代々、キリスト教徒の仕事として、昔とほぼ変わらぬ手法で、祈りを込めて作られてきました。
このベツレヘムパールに焦がれ、ずっと探し続けていた CO- の小坂直子さんがベツレヘムを訪れたのは2020年1月のこと。ここで職人ブロスさんと出会い、ベツレヘムパールを作ってもらうことができ、日本で紹介できるようになりました。
世界手芸紀行 【ベツレヘムパール】パレスチナ暫定自治区ベツレヘム でも紹介されています。
ブロスさんは、過去にバチカン教皇、ヨルダン国王などへの贈り物なども手がけており、国を代表する職人さんです。最近ですと、7月にバイデン大統領がベツレヘムを訪問した際の贈り物も、ブロスさんが製作しました。大きな星のNativityと、大きな白蝶貝一枚を使ったNativityの置物だそうです。
*ブロスさんの作業の様子は記事下部の動画でご覧いただけます!
今回はブロスさんご自身が作りたいと熱望した「ヤギ」が登場します。 キリストにとって重要な動物であるヤギを、心を込めて彫ってくださっています。
tree of lifeも初お目見え。力強い作品となっています。直径8cmで、細工がとても美しいです。
また、作るのが困難で希少な直径19cmの スペシャルピースも。1980年代のとても上質な白蝶貝のデッドストックが出てきたので、ブロスさんの持てる力を存分に発揮して作ってもらったものです。「キリストの降誕」が彫られています。
ぜひ足を運んでみてください!
イベント情報
【日時】
2022/10/13(木)〜10/15(土)
11:00〜17:00
【会場】
会場は海辺のBahar、神奈川県の逗子市の小坪になります。
逗子駅または鎌倉駅からバスで約15分ほどです。
住宅街のため、詳しい住所、交通のご案内はSNSでの公開を控えています。下記のご来場案内からお申し込みください。
以前会場に行かれたことのある方はお申し込み不要です。
海辺のベツレヘムパールフェア ご来場の案内
https://bahar.stores.jp/items/631adb19c36dbe23a77c4ab3
ブロスさんの作業の様子
祈りを込めた伝統工芸 ベツレヘムパール|職人ブロスさんの技を紹介【つくる楽しみ vol.06】
*作業の様子は06:23からです。