気になる手芸店

東京唯一のタティング専門店「アピュー」

公開日 2022.12.04 更新日 2023.03.09
ライター=毛糸だま編集部

気になる
気になる
毛糸だま編集部
Slider line 1 Slider line 1

「手芸店をやっている感覚ではないんです。お客さんの要望に応えるうちに、徐々に専門店になっていきました」と話すのは店長の中田祐子さん。


元々はアジア服を取り扱うお店を経営していて、商材としてミャンマー製のタティングレースのスカーフなどを取り扱っていたといいます。


「ミャンマーはイギリスの植民地時代にタティングレースが入ってきたんです。編み物よりも場所を取らないし、気候的にもレースが向いているようなんです」

画像1


しかし訪れた多数のお客さんからタティング商品の使用糸や道具を希望されたこと、ワークショップもできる物件を偶然発見したことをきっかけに、中田さんはタティング専門店にすることを決意しました。

画像2


店内はリズベスや香港製のタティング専用糸を中心に、シャトル、書籍、ストールやアクセサリーが並びます。


特に目を惹くのがミャンマーをイメージして作られたシャトル。蓮の花やウサギ、猫などがモチーフになっているものもあり、カラフルでフォルムも愛らしく、中田さんが特にミャンマーとの繋がりを大切にしていることが窺えます。

画像3


「店名のアピューはミャンマー語で"白"。やっぱりこの国との繋がりを持っていたいし、応援したい。だから手芸店をやっているという感覚がないのかもしれません」


ニッチな専門店ということもあり、お客さんは国内だけにとどまりません。今、アジア圏でタティングが「かなり熱い」そうで、韓国、香港、台湾、シンガポール、マレーシアなどからもタティング・ファンが訪れます。

画像4


ワークショップスペースでは随時体験が可能なほか、定期的に5、6名の先生を呼びレッスンも開催しています。


タティング愛好家なら一度は行きたいお店です。

画像5


SHOP DATA

11:00~17:00

日曜定休

東京都目黒区自由が丘3-6-11

TEL. 03-6421-2135

https://www.aphyu.jp/

Instagram:@aphyutatting


最新の営業情報は、店舗のSNSやHPなどをご確認ください。

毛糸だま編集部
ライタープロフィール / 毛糸だま編集部
手あみとニードルワークのオンリーワンマガジン「毛糸だま」の編集部。1977年の創刊以来、編み物の魅力をお届けしています。
https://www.tezukuritown.com/nv/c/cktdweb/
毛糸だま編集部
ライタープロフィール / 毛糸だま編集部
手あみとニードルワークのオンリーワンマガジン「毛糸だま」の編集部。1977年の創刊以来、編み物の魅力をお届けしています。
https://www.tezukuritown.com/nv/c/cktdweb/
article detail content line 1
31

手芸にまつわるアイデアの宝庫「マリヤ手芸店」

30

長くて細いものなら何でも「町田絲店」

article detail feat 1 line 1 article detail feat 1 line 2