編み物をしていると、SNSなどでKALやCAL、KCALなどの言葉を目にすることがあります。一体何のことなのでしょうか。
「KAL」「CAL」とは、それぞれ「Knit Along」、「Crochet Along」の略。
「KCAL」は、KALとCALを合わせた「Knit / Crochet Along」の略です。
読み方は全て「カル」。
意味は「一緒に編もう」ですが、それぞれ
KAL:一緒に(棒針編みを)編もう
CAL:一緒に(かぎ針編みを)編もう
KCAL:一緒に(棒針編み/かぎ針編みを)編もう
と少しずつ異なります。
人が集まって、もしくはオンライン上で、特定のテーマに沿って同じ期間に編む催しのことを指し、みんなで同じ編み図を使って編むこともあれば、テーマに沿ってそれぞれ好みの作品を作ることもあり、さまざまなスタイルがあります。
オンライン上での実施の場合は、主にRavelryやInstagram、TwitterなどのSNS上で行われます。
途中経過を見せ合ったり、同じ編み図を使って編んでいる場合は参加者同士質問や相談をし合ったり。もちろん出来上がった作品をみんなで見せ合うのも醍醐味の一つ。
期限が決まっていることや、みんなで一緒に編んでいる感覚に励まされ、一人で編むよりも頑張れるという方も多いようです。
ちなみに、日本ヴォーグ社でもRavelryの「日本ヴォーグ社グループ」にて定期的にKCALを開催しています。年末年始期間に開催される「NV年越しKCAL」もあるので、ぜひチェックしてみてください。
https://www.ravelry.com/groups/nihon-voguesha
参加方法はそれぞれの「カル」で異なるため、主催者の方が公開している投稿を確認してください。みなさんも参加してみたい「カル」を見つけたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!