

フィットニット・修理技術者のメグヲです。ニット修理を生業にしています。
新年度になりました。春なのに花冷えで寒い…。
そんな中でも着たいお気に入りのニットなんだけど、首周りが広くて寒くて着られない。そんなお悩みをお持ちの方からの依頼がありました。
ボディに着せつけた状態で首の付け根が見えています。少し寒そうです。
「衿部分に別の衿を取りつけ、デザイン性のあるタートルネックに変更したい」というのが今回の修理内容です。それを受けて衿の内側にある縫い代を上手く活用することに。
ボディに着せつけた状態で衿をしつけていきます。表がつれたり、偏りが出ないように確認しながらとめていきます。
その後はしつけ通りにミシンで縫いつけていきます。
修理後の状態がこちら。
内側に衿が新たについたため、暖かく着ることができるようになります。
いかがでしたか?
なかなか珍しい修理事例になりました。このような「ちょっとこれは無理かな…?」と、思うようなこともぜひご相談くださいね。
【法人様】株式会社フィットニット
【個人様】株式会社ココ
Instagram:@fitknit11704
㈱フィットニットの修理技術者。東京・高田馬場にあるフィットニットでは、卓越した技術を持つ修理技術者によるニットの修理・補修のほかリメイクなどを専門に受け付けている。元通りになるのは当たり前。着心地を損なうことなく修復することをポリシーとしている。
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