目次
「作り目」とは?
「別鎖の作り目」の編み方
別鎖を編む
別鎖の裏山を拾う
「作り目」とは?
編み初めの最初の目を「作り目」と言います。
基本的な方法には「指でかける作り目」「別鎖の作り目」「共鎖の作り目」「輪の作り目」などがあります。(輪の作り目は「いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎」で詳しく解説しています。)
今回ご紹介するのは「別鎖の作り目」。セーターの裾や袖口など、後で逆方向に編み出したいときに使うかぎ針で編む作り目です。別鎖は編み終わったらほどいて目を拾うので、実際に編む糸とは違う糸で編みます。
「別鎖の作り目」の編み方
別鎖は少し緩めに編みましょう。夏糸など、繊維の残りにくいすべりのいい糸がおすすめです。ウールの場合は実際に編む糸に近い色のものを使います。
★かぎ針は棒針と同じか、1号太い号数のものを使います。
別鎖を編む
別鎖の裏山を拾う
※実際に編む糸で拾います。(拾う=糸をかけて引き出し、目を作ること)
出典
「新装版 棒針編みの編み目記号」 日本ヴォーグ社刊
「いちばんよくわかる 新・棒針あみの基礎」 日本ヴォーグ社刊
各種編み方や編み目記号の編み方はもちろん、困ったときに役立つ情報も盛りだくさん。編み物をするときに手元に置いておくと安心ですよ。